ー小1ー~ドラえもんが来る前~
のび太「返してよー!」
ジャイアン・スネ夫「やーい!のび太ののろま♪」
のび太「ねえ、返してよ!!」
スネ夫「ジャイアン、かみなりさんの家にくつ投げちゃおぅよ」
ジャイアン「そりゃあいい!」
2:(<@>):2009/03/25(水) 00:33:04 ID:4VzR0VAtポイ!パリーン!!
雷おじさん「誰だ!!ガラスを割ったのは!」
のび太「うわ~~ん!」
雷おじさん「またお前らか!!」
ジャイアン「いっけね、逃げろ!」
のび太「ボクじゃないよ!!」
雷おじさん「今日という今日は!!」
のび太「うわ~~ん!」
3:(<@>):2009/03/25(水) 00:34:26 ID:4VzR0VAtー現代ー
のび助「いってきまーす!」
しずか「ランドセル忘れてるわよ!」
のび助「おっと危ない」
しずか「ホラ、早く行きなさい」
のび助「はーい!あ!パパおはよう!」
のび太「おはよう!おくれるなよ!」
4:(<@>):2009/03/25(水) 00:36:14 ID:4VzR0VAtしずか「あなたも遅刻よ」
のび太「大丈夫、今日も研究だから」
しずか「ホントねぼすけは変わらないわね」
のび太「あそうそう、あした出木杉がくるから」
しずか「あら、久しぶりね」
のび太「だからまたみんなで集まって食事でもしようじゃないか」
しずか「そうね、じゃあ後で奥さんと話してくるわ」
5:(<@>):2009/03/25(水) 00:37:21 ID:4VzR0VAtピロリ~ン♪
携帯 "新着メールが1件あります"
のび太(?ジャイアンからだ)
From:ジャイアン
Title:
「今夜家に行く
必ず居てくれ」
のび太「急になんだろ・・・」
6:(<@>):2009/03/25(水) 00:39:08 ID:4VzR0VAtテレビ”~続いてのニュースです。昨夜、都内12カ所で発砲事件が起きました。”
のび太(ぶっそうな時代になったなあ。
本当にドラえもんのいる未来が待ってるのかな)
しずか「あなた、スネ夫さんが早く出社してくれって」
のび太「電話?」
しずか「はい」
のび太「ごめん、急用?」
スネ夫「困るよ~、今日は会議があるから出てくれって頼んだじゃない?」
のび太「あ、忘れてた」
スネ夫「もう、ホントいつまで経ってものび太はのび太だなぁ」
のび太「よせよ~、子供扱いは」
スネ夫「まぁ。早く来てよ」
のび太「うん。分かった」
7:(<@>):2009/03/25(水) 00:40:29 ID:4VzR0VAtーBoneRiver本社ー
男「どうでしょう?社長」
スネ夫「コレはすばらしい!よくこんなに受注がとれたな!」
男「ありがとうございます!」
のび太「ちょっと待ってくれ」
男「はい?」
のび太「これほどの受注、どこから来てるの?」
男「記載の通り、都内のNPO団体です」
8:(<@>):2009/03/25(水) 00:42:28 ID:4VzR0VAtのび太「今回の受注、いったい何が目的?イベント?」
男 「ロボット展の展示らしいです」
のび太「ロボット博覧会?半年あるのに、どうして期日が1ヶ月なんだ?」
男 「何でも、いろいろな会社にそれぞれ受注しているとか」
のび太「タスク分けされてるのか。なるほど」
スネ夫「どうした?また詐欺みたいな内容だったの?」
のび太「今回のはそんな要因無いから大丈夫だと思う」
スネ夫「よし!のび太のオッケ~だ!すぐに取りかかれ!」
男 「ありがとうございます!」
9:(<@>):2009/03/25(水) 00:43:22 ID:4VzR0VAtスネ夫「ふぅ~、いつものび太には助かるよ」
のび太「そう?へへへ」
スネ夫「むかしはあんなにトロかったのにな」
のび太「成長したんだよ」
スネ夫「ドラえもんいなくなってからだろ?」
のび太「うん。それは言える」
スネ夫「小学生のときはホントドジでのろまで~」
のび太「懐かしいな~」
スネ夫「でもさ、ドラえもんのおかげで本当に楽しかったよ」
のび太「そうだね」
スネ夫「ドラえもんいなかったら僕たちこんなに仲良くなかったんじゃない?」
のび太「そう?」
10:(<@>):2009/03/25(水) 00:44:22 ID:4VzR0VAtー小1ー~ドラえもんが来る前~
子1「ははははは!!」
バシ!!
子2「そ~れ!」
ドカ!!
子7「キーック」
グヘ!!
のび太「うわ~ん!!」
12:(<@>):2009/03/25(水) 00:46:22 ID:4VzR0VAtスネ夫 「あ、のび太の泣き声だ!」
ジャイアン「なに?どこからだ!」
スネ夫 「ほら!あそこ!いじめられてるよ」
ジャイアン「7人!」
スネ夫 「これじゃジャイアンも敵わないね」
ジャイアン「3組の奴らじゃないか!許せねぇ!」
スネ夫 「ジャ、ジャイアン!?」
ドドドドドドドドドド!
ジャイアン「こんにゃろ!よくものび太をいじめたな!!ギッタギタにしてやる!」
ぼこスカドンちゃらりん♪
子5「うわ、逃げろー!」
のび太「うわ~んジャイアン!!」
15:(<@>):2009/03/25(水) 00:49:26 ID:4VzR0VAtジャイアン「ハァハァ、おい、のび太!」
胸ぐらをガシ!
のび太 「え!?殴らないで!」
ジャイアン「オマエをいじめていいのはオレとスネ夫だけだ!」
のび太 「!」
ジャイアン「俺たち以外にいじめられたらただじゃおかねぇぞ!」
のび太 「ジャイアン・・・」
スネ夫(ふぇ~カッケ~)
17:(<@>):2009/03/25(水) 00:51:49 ID:4VzR0VAtー現代ー
スネ夫「あ、今晩のび太の家だっけ?」
のび太「うん。ジャイアンが急にって」
スネ夫「じゃあこのまま寄ってってもいい?」
のび太「うん、かまわないよ」
18:(<@>):2009/03/25(水) 00:52:55 ID:4VzR0VAtー車ー
スネ夫「発砲事件が多いんだって」
のび太「うん。ボク今日の朝見た」
スネ夫「アレ、日本だけじゃなくて世界でも起きてるんだって」
のび太「へぇ、国際テロかな?」
スネ夫「ホント、そんなんで革命でも起こせると思ってるのかな」
のび太「無理だろう」
スネ夫「まぁ今は民主党の一党政治だからねぇ、テロ組織ができても不思議じゃない」
のび太「自民党はなんか縮小しちゃったしね」
スネ夫「でも小さかった新しい政党とか最近は大きくなってるし」
のび太「でも民主は支持率高いでしょ?」
スネ夫「最近は下がってる」
のび太「あいつらセコイからね」
スネ夫「ワ・イ・ロ♪とっても大好き♪小沢くん~」
のび太(・・・)
20:(<@>):2009/03/25(水) 00:54:09 ID:4VzR0VAtPッPッ!
スネ夫「ん?臨時ニュースだ、のび太、画面こっち向けて」
のび太「うん」
テレビ”いま入ったニュースです、1970年に開催された大阪万博のモニュメント、太陽の塔が突如、爆発しました”
21:(<@>):2009/03/25(水) 00:55:29 ID:4VzR0VAtスネ夫「うわぁ・・・!」
のび太「なんか本当にテロだね、同一犯かな?」
スネ夫「日本もアメリ化してるな・・・」
のび太・・・
スネ夫「どうした?のび太」
のび太「太陽の塔って前にも爆破されなかった?」
スネ夫「されるわけないだろ?」
のび太「・・・気のせいかな」
スネ夫「なんだよ?」
のび太「いや、なんとなく」
のび太(なんだろ、この懐かしいジワジワは)
スネ夫「うっひょ~!跡形もないね!コレは酷い!」
22:(<@>):2009/03/25(水) 00:56:17 ID:4VzR0VAtーのび太家ー
スネ夫「おじゃましまーす」
のび太「ただいま~」
しずか「お疲れさま、さあ上がって!」
スネ夫「しずちゃん、ジャイアン来てる?」
しずか「もう来てるわよ」
のび太「のび助は?」
しずか「先に夕飯食べさせてお風呂にいるわ」
のび太「そう」
23:(<@>):2009/03/25(水) 00:57:55 ID:4VzR0VAtスネ夫 「どうしたんだよジャイアン?明日どうせ集まるのに」
のび太 「そうだよ、出木杉が帰ってくるのに」
ジャイアン「・・・気になってしかたないんだ」
しずか 「何?」
ジャイアン「警察で働く友人がオレに見せてくれた写真だ」
のび太 「写真?」
ジャイアン「昨日の夜に撮られた写真だ」
24:(<@>):2009/03/25(水) 00:59:19 ID:4VzR0VAtのび太「ドラえもん!?」
スネ夫「これドラえもんじゃないか!」
しずか「ドラちゃんは未来にいるはずよ?」
のび太「ジャイアン、コレどういうこと!?」
ジャイアン「これは昨日の発砲事件の現場で撮られた写真だ」
のび太「そんな、どうしてドラえもんが」
スネ夫「ありえなよ、だってドラえもんは帰ったんだろ?」
ジャイアン「そう、これはドラえもんじゃないんだ」
26:(<@>):2009/03/25(水) 01:01:01 ID:4VzR0VAtしずか「え?」
ジャイアン「ドラえもんの形をしたラジコンなんだ」
スネ夫「じゃぁこのドラえもんが発砲事件の犯人?」
のび太「・・・」
しずか「犯人はドラちゃんを知っている人ってこと?」
ジャイアン「そうだ」
のび太「いったい誰が」
ジャイアン「あと他にもある」
スネ夫「まだ何かあるの?」
ジャイアン「オレがみんなを集めた理由だ」
のび太「なに?」
27:(<@>):2009/03/25(水) 01:02:56 ID:4VzR0VAtジャイアン「のび太、太陽の塔の破壊の話、この前の同窓会でしなかったか?」
のび太「え?」
ジャイアン「オレは酔ってたからちゃんと覚えてないんだ」
スネ夫「たしかジャイアンあのとき裸で出木杉をぶん殴ってたよなw」
のび太「ボクも何かひっかかってるんだ」
ジャイアン「オマエがむかし持ってきたよげんの書だ」
のび太「よげんの書・・・?」
しずか「よげんの書・・・??」
スネ夫「よげんの・・!?ああ!!!」
のび太・しずか「あ!」
スネ夫「あったあった!確かアレのび太が持ってた!」
のび太「ええっと・・・小4より後?」
しずか「違うわ!もっと前よ!ドラちゃんが来るよりも前!」
のび太「よく覚えてないけど、よげんの書があったことは覚えてる」
ジャイアン「その最初のページを思い出してみろ」
のび太「ええっと・・・たしか・・・21世紀のはじめ、世界中で無差別な殺人が行われる」
ジャイアン「その次だ」
のび太「大阪万博の象徴、太陽の塔の破壊!そこから人類滅亡の計画がはじまる」
ジャイアン「そうだ!次は?」
のび太「思い出せない!!」
28:(<@>):2009/03/25(水) 01:05:21 ID:4VzR0VAtしずか「あ!」
ドタドタドタドタ
バタン
ガサゴソ
しずか 「あったわ!」
バタン
ドタドタドタドタ
しずか「あったわ!これよ!」
スネ夫「よげんの書!」
ジャイアン「そうだ、これだ!」
のび太「たしかドラえもんが寝ていた押し入れにしまってたんだ」
しずか「わたしがこの前リビングに置いてあったからしまっておいたの」
のび太「リビングに?」
ジャイアン「よし、読むぞ!」
30:(<@>):2009/03/25(水) 01:09:07 ID:4VzR0VAtスネ夫「読んだ読んだ!一体これ誰が書いたんだ?」
ジャイアン「?」
のび太「ボクが書いた気がする」
ジャイアン「やっぱりのび太か!馬鹿げたことしやがって!!」
のび太「え?」
ジャイアン「根性たたき直してやる!」
ボコ!!
32:(<@>):2009/03/25(水) 01:11:29 ID:4VzR0VAtスネ夫「待ってよジャイアン、のび太はそんなことしないよ」
しずか「そうよ、書いただけよ」
ジャイアン「!?あ、当たり前だ!オレはのび太をはじめから信じてる!」
のび太(・・・)
しずか「じゃあコレを読んでいた誰かが犯人なの?」
スネ夫「太陽の塔の破壊、ちいさいロボットが人を襲う、いま起きている順だね」
ジャイアン「決まりだ。犯人は俺たちが子供の頃の友達の誰かだ!」
のび太「でもどうして・・・」
33:(<@>):2009/03/25(水) 01:14:26 ID:4VzR0VAtしずか「学校でも見たよね」
ジャイアン「おう、みんなで読んだの覚えてるぞ」
スネ夫「他に・・・出木杉?」
ジャイアン「はる夫、安雄にサブロー」
しずか「ずる木くんも」
36:(<@>):2009/03/25(水) 01:16:16 ID:4VzR0VAt結局、話はまとまらず
深夜2時に解散となった
のび太「じゃあまた明日」
ジャイアン「おう」
スネ夫「じゃあまた会社で」
のび太「うん。気をつけて」
のび太(・・・でもボクが太陽の塔なんて書くかな・・・)
しずか「あなた、そろそろ寝ましょ?」
のび太「うん・・・」
しずか「のび助も寝たみたいだし・・・ね♪」
のび太「・・・・うん♪」
37:(<@>):2009/03/25(水) 01:18:54 ID:4VzR0VAt次の日
ー車ー
テレビ”・・・党によってロボット展で太陽の塔の復元をするため、急ピッチで・・・”
スネ夫「なぁのび太、犯人誰だと思う?」
のび太「分かんない・・・」
スネ夫「ボクは犯人さぁ~きっと出」
のび太「いないよ」
スネ夫「え?」
のび太「ボクらの仲間でそんな奴はいないよ」
スネ夫「・・・だといいけどね!」
のび太「偶然だよ」
38:(<@>):2009/03/25(水) 01:19:56 ID:4VzR0VAtのび太(そう、きっと偶然・・・)
ん?
のび太(あのマークなんだっけ?)
スネ夫「真剣な目して?外に何か見えるの?」
のび太「いや・・・」
PッPッ!
テレビ”臨時ニュースです、お台場のレインボーブリッジで謎の爆発が発生し、崩落しました”
スネ夫「コレも同一犯か・・・」
のび太(・・・・)
42:(<@>):2009/03/25(水) 01:23:44 ID:4VzR0VAtーのびた家ー
スネ夫「おじゃましまーす」
のび太「ただいま~」
しずか「お疲れさま、タケシさん来てるわよ」
ジャイアン「おう!お疲れ!」
出木杉「こんばんは~♪」
スネ夫「お!グッドタイミング!」
しずか「いらっしゃい」
のび太「長かったね、お疲れさん!火星は疲れるだろ?」
出木杉「ホント、まいっちゃうよ」
出木嫁「シズカサン、コレ持ってきたからサッサと作っちゃいマショ!」
しずか「ええ」
ジャイアン(さすが出木杉の嫁、外人のおっぱいでかいな・・・)
ヒデヨ「のび助!ゲームやろうぜ!」
のび助「おう!オレの部屋いこう!」
のび太「で、出木杉も来たし」
スネ夫「聞いて貰おうとするか」
ジャイアン(母ちゃんのとどっちがデカイんだろ)
スネ夫「ジャイアン?」
ジャイアン「まあ座れや」
出木杉「?」
44:創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 01:26:53 ID:4VzR0VAt出木杉「よげんの書!あ~これボクが書いた奴だよ!!懐かしいな!!」
スネ夫「やっぱり!怪しいと思ってた!」
ジャイアン「出木杉!!オマエか!みそこなったぜ!」
出木杉「え?え!?」
ジャイアン「こんにゃろ!!!」
バコーーーン!!
ジャイアンの拳が出木杉の顔にめり込んだ
出木杉「っっ!?っ痛い!」
のび太「ジャイアン!落ち着けよ!」
ジャイアン「でもコイツは!」
出木杉「ななな何を君は怒ってるんだ?」
のび太「とりあえず、冷静になろう」
ジャイアン「そうだ、静かにしろ!出木杉の話を最後まで聞こうじゃないか!」
出木杉(・・・・・・)
のび太(ボクの時より強いな・・・)
46:(<@>):2009/03/25(水) 01:32:17 ID:4VzR0VAt出木杉「へぇ~、地球でこんな事件が・・・」
スネ夫「とぼけるなよ!」
のび太「ちょっと待って!本当に火星にずっといたの?」
出木杉「何を疑うんだよ、ちゃんと証拠だってだせっていえばだせるよ」
ジャイアン「確かに、はじめから出木杉はそんな奴とは思ってなかったぜ」
出木杉「キミ最初に殴ったろ」
ジャイアン「すみません」
スネ夫(ジャイアンが謝った!?)
のび太(明日は台風だ・・・)
出木杉「同窓会でも殴ったろ」
ジャイアン「すみません」
スネ夫(ジャイアンが2回謝った!?!?)
のび太(明日はアルマゲドンだ・・・)
47:(<@>):2009/03/25(水) 01:35:44 ID:4VzR0VAtのび太「で、これはキミが書いたの?」
出木杉「そうだよ・・・ボクだよ・・・でも3ページ以降は変わってるなぁ」
ジャイアン「どういうことだ?」
出木杉「だって明らかにボクの字じゃないし、ひらがな多いし」
のび太「そうだよ。これはボクの字だ、ボクが書き換えたんだ」
ジャイアン「のび太が漢字書けるわけないもんな!」
出木杉「たしかボクが書いたよげんの書をキミが欲しいって言うからあげたんだよ」
のび太「そうだ、でボクが持って帰って自分でも作ってみたいと思ったんだ」
スネ夫「はは~ん、同人か」
ジャイアン「出木杉は3ページ以降はなんて書いてたんだ?」
出木杉「確か・・・新幹線破壊だったかな?」
スネ夫「じゃあ違う。次はレインボーブリッジの破壊のはずだ!」
のび太「やっぱり偶然か」
ジャイアン「じゃ偽のドラえもんはどうする?」
スネ夫「でもさぁ、ドラえもんよくタケコプターで飛んでたじゃない?」
出木杉「ああ、じゃあ犯人がそれを見て参考にしたかもね」
ジャイアン「なんだなんだ?僕らは関係ないんじゃないのか?」
のび太「うん。偶然かも知れない」
ジャイアン「意外と雷おじさんだったりして」
出木杉「それはないよ!!笑」
スネ夫「じゃあこの中に犯人もいませんし、いつも通り飲みますか!!」
のび太(・・・・まぁきっと大丈夫だよね)
49:(<@>):2009/03/25(水) 01:38:38 ID:4VzR0VAtピロリ~ン♪
携帯 "新着メールが1件あります"
のび太(ん?)
From:トモダチ
Title:
のび太くん
遊びましょ。
のび太(?だれだ?こんないたづら・・)
50:(<@>):2009/03/25(水) 01:39:55 ID:4VzR0VAt携帯
”のーびたクーン アソービマショー”
”のーびたクーン アソービマショー”
”のーびたクーン アソービマショー”
のび太「うわ!?」
出木杉「どうしたの!」
しずか「なに?その不気味な声」
のび太「分からない、メール開いたら急に・・・」
スネ夫「いたずらじゃない?」
ジャイアン「早く切らないとぶっ壊すぞ!」
スネ夫「ちょっとジャイアン落ち着いて!酔ってる酔ってる!」
のび太「ん?画像がある」
43:創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 01:25:47 ID:u6AaGavK .illl! |lll′|lll
.z. 《llli,,yyyyyzllll 《ll 」l|
{llli,,,yzlllllllllll;;》》ミリリミllll! lllllllllzlllll゙
y, ._,zlllllll;》「⌒ .,yzzz_llll .llll|ア《lllllllly_ .,zァ
{llly,,yllllll|厂 .,zlll;;llllllll|゙゙アllllll| |lll! ゙ア《lllllzilllll「
.》llllll|厂 .zlllllllllll! .゙《lli, .リlll| |lll| .゙フ;lllllll|
.,,_ ,ylllll|″ .llll! ゙《lli, .゙ア ゙゙″ .|lll| ゙フlllllly _ylllト
.リlllzyylllll厂 {lllr ゙″ill..___ .,z |lll! .゙リlllllllll|'
゙》lllllll厂 .{llレzr_yrlllllllllllllllllll、 .,y.llll! ゙リlllllllz、 ,,yllト
._,,yzllllll|厂 llll|i;llll;ミ゙》l|lミミリlll||リlllll| llll! ゙フ《lllllllll|^
.,zllllllllllllll|厂 .llllll厂 .ill|゙.z==z.゙|lli ゙リlllllll! .¨巛lllllllllllzy.
.《lllllllllll;zy,_ |llllz_ |ll. 《, ,》.illl ,i;llll| ._,〔llllllllllll
.⌒゙^ミリ《lllllzy .lllll|リllz,_リlly=='' ill|「ylll;lllll| ._yllllllll|ミ「^¨
.{lllllllllllz, |lll| ゙リllllli《||||||||zll《l|゙:lllll| _ylllllllllll|_
.illl厂 ゙ア《lllly {llllr .″゙゙^巛|¨″ ゙^illlll| .,yllllll|厂¨リlll
′ ゙》lllllllz,_ リllllz_ ″ ,illlll「 .,ylllllll厂
.illl|「゙リ;llllllz,_ ill;lllllllllllllllllllllllllzllzlllllllzァ _,ylllllll|リlllly
.″ ゙リlllllllllzyilllll|工工工工工工》lllll_,,,yyllllllll;ミ″ ゙干
.illl厂アllllll;;;lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll》ミミ;llll.
51:(<@>):2009/03/25(水) 01:40:44 ID:4VzR0VAtピ
>>43
のび太「!?」
出木杉「どうしたんだい?」
のび太「このマーク!」
スネ夫「何?それ?」
のび太「見覚えあるんだよ」
ジャイアン「オレそれ見たことあああるぞ!のび太が見せてくれたぞ!」
のび太「ボクが?」
のび太(でも少し違う気がする)
スネ夫「これ、どっかで見たことあるマークだね」
しずか「わたしもあるわ」
出木杉「いまテレビに映ってるのじゃない?」
「え?」
52:(<@>):2009/03/25(水) 01:45:37 ID:4VzR0VAtテレビ"日本を変える太陽の党、友民党"
スネ夫「あ~ほんとだ」
ジャイアン「なんだこのマークのことか!」
出木杉「宣伝かなんかじゃない?」
のび太「うん・・・」
のび太(このマーク、でもボクが書いた気がするんだけど・・・)
ジャイアン「分かった!ずる木のいたづらだ!!」
スネ夫「もう、何言ってるんだよジャイアン」
出木杉「完全に酔ってる」
53:(<@>):2009/03/25(水) 01:47:21 ID:4VzR0VAtジィ~~~~~~~
スネ夫「ななななに急にボクを見つめるの?気持ち悪い」
ジャイアン「ずる木!!!!!こんにゃろ!!!」
スネ夫「なっ!?」
のび太「ずる木とスネ夫を間違えてるぞ!」
バコーーーン!!
ジャイアンの拳が出木杉の顔にめり込んだ
出木杉「!!なっっ!?」
ジャイアン「あ~ホントだ間違えた」
出木嫁「Oh!ノ~!ひでとし!」
ジャイアン「おっぱい」
ドサ
スネ夫「出木杉とジャイアン、ノックアウト~」
のび太「ぷっ笑」
54:(<@>):2009/03/25(水) 01:49:40 ID:4VzR0VAt次の朝
テレビ"昨夜、中央リニアで名古屋東京間を走行中の車両が何者かによって爆破されました。一連の・・・"
のび太「また」
しずか「恐いわね、いったい誰かしら?」
テレビ"これに対して、友民党の党首、自称トモダチは断じて許される行為ではないとし、党員によるテロ防止対策を党員の手で実施することを述べました"
のび太「まだこの時代にまともな政党があるんだね」
しずか「でも友民党よ?今回の事件の犯人かもしれないのよ?」
のび太「もうなんでもいいよ、関係ないし」
のび助「おはよー」
しずか「あら、自分で起きるなんてめずらしいわね」
のび助「パパ、ボクが1年の夏に書いてたノート知らない?」
のび太「ノート?おととしのことなんて覚えてないよ」
のび助「そのとき書いた内容が最近なんか現実に起こっている気がするんだけどなぁ」
のび太「?どんなノート?」
のび助「新・よげんの書っていうノート」
のび太・しずか「!?」
55:(<@>):2009/03/25(水) 01:55:07 ID:4VzR0VAtのび助「パパが持ってったじゃん?」
のび太「自分で書いたの?」
のび助「ううん、パパの部屋にあったよげんの書を見て今風に書き直したの」
ドタドタドタドタ
ドタドタドタドタ
のび助「そのとき、たくさんやぶれちゃったから捨てちゃったけど」
ピラ
のび助「でもこのページは気にってるからとっておいたんだ!」
のび太「!!このマーク」
しずか「友民党のマークに似てるけど違うわね」
のび太「これがボクが書いたマークだ」
のび助「でもこのマークもボクなりにアレンジしたんだ」
56:(<@>):2009/03/25(水) 01:57:24 ID:4VzR0VAtピラ
のび助「これ!」
のび太「これは・・・友民党のマーク!!」
のび助「そうなんだよ!テレビでやってるのと一緒なんだよ!!」
しずか「どういうこと?」
のび太「分からない・・・」
のび助「パパ飲み会の前に持ってったじゃん、息子が書いたのだって自慢するとかで」
のび太「よげんの書はどんな内容を書いた?」
のび助「ええっと、まず太陽の塔の破壊で、次に小さなロボットが人を襲うんだ!」
のび太「そのロボットの絵にパパの子供の頃に話したドラえもんの絵を描いた?」
のび助「うん!ドラえもんってロボットでしょ?で、つぎにレインボーブリッジ」
のび太「次は?」
のび助「で、新幹線は古いからリニア!」
のび太「次は!」
のび助「都庁の崩壊!」
57:創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 01:58:11 ID:Q6DYU+HP話が動き出したな
58:(<@>):2009/03/25(水) 01:59:03 ID:4VzR0VAtPッPッ!
テレビ"番組を変更しまして臨時ニュースをお伝えします"
しずか「え?」
のび太「まさか・・・」
テレビ"先ほど午前9時10分頃、新宿にある東京都庁ビルが突如、爆音と共に崩壊しました"
のび太「くそ」
しずか「・・・・!」
のび助「うそ・・・」
のび太「あとは!あとは何を書いた!」
のび助「ええっと、その日に東京タワーの下からロボットが現われて、東京をすべて壊す」
のび太「次は!次を言え!のび助!」
のび助「ここここれで最後!」
のび太「他には本当に無いのか!?」
のび助「覚えてないよ!そんな前のこと」
のび太「思い出すんだ!!!」
しずか「あなた!」
のび太「!」
しずか「・・・・」
のび太「・・・すまない」
のび助「リビングに置きっぱなしにしたから怒ってるの?」
しずか「もういいわ、部屋に戻りなさい」
のび太「・・・みんなを、呼んでくれ」
59:(<@>):2009/03/25(水) 02:02:28 ID:4VzR0VAt出木杉「のび助君のが・・・」
ジャイアン「そうだ、オマエ同窓会で持ってきてたのをオレは見て覚えてたんだ」
スネ夫「でもいったい誰なんだ、今回の犯人は」
のび太「わからない。だが友民党がのび助がよげんの書に書いたマークを使っている以上、あのトモダチっていう人が怪しいんじゃないかな」
スネ夫「それ、友民党の党首だよ!正体不明の」
ジャイアン「さらに同窓会に来た人の中で、よげんの書を持って帰った人か・・・思い出せネェ!」
スネ夫「なぁのび太」
のび太「なに?」
60:(<@>):2009/03/25(水) 02:04:19 ID:4VzR0VAtスネ夫「前に受注したNPOの代表が、友民党の人だったんだけど」
のび太「?」
スネ夫「もしかしたら東京を破壊するロボットを作るため・・・」
のび太「・・・なんてことだ」
ジャイアン「どういうことだ?」
出木杉「どうやら話を聞くと、そのトモダチにまんまと操られたって感じかな?」
のび太「・・・・とめよう」
しずか「え?」
のび太「ボクがとめるしかない」
スネ夫「なんで!のび太は関係ないだろ!」
のび太「ボクの持っていたよげんの書が原因じゃないか!」
しずか「やめましょ?まだ犯人って決まったわけでもないのに」
のび太「いや。挑戦状のメールがこの前来てたろ」
ジャイアン「そおいえば」
スネ夫「あの気味の悪い機械声!アソビーマショー!」
のび太「ボクへの挑戦状だ」
61:創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 02:05:11 ID:Q6DYU+HP熱い男だなwのび太w
62:(<@>):2009/03/25(水) 02:06:20 ID:4VzR0VAtジャイアン「よし、オレも力になるぜ」
のび太「だめだ。ジャイアンは関係ない」
ジャイアン「ばっきゃろー!」
ボカン!!
のび太「いたたたた」
ジャイアン「今までずっと一緒に戦ってきた仲間じゃねぇか!」
のび太「ジャイアン・・・」
ジャイアン「みんなで行くぞ!」
しずか「わたしも行くわ!」
出木杉「ボクも!いつも仲間外れだったからね!!」
63:(<@>):2009/03/25(水) 02:08:33 ID:4VzR0VAtのび太「みんな・・・ありがと・・・」
ジャイアン「よし!なら東京タワーへいくぞ!」
のび太「うん」
スネ夫「・・・・」
ジャイアン「なんだよ!」
スネ夫「ええっと・・・・」
ジャイアン「まさかおまえ行かない気じゃ・・・」
スネ夫「違う、受注場所は墨田区押上」
のび太「ってことは」
スネ夫「東京タワーじゃなくて、新東京タワー」
しずか「東京スカイツリーのほうね!」
スネ夫「ロボット展は上野公園のはずなのに少し離れすぎているよ」
のび太「間違いない。でかい方のタワーだ」
64:(<@>):2009/03/25(水) 02:09:42 ID:4VzR0VAtPッPッ!
テレビ"番組を変更しまして臨時ニュースをお伝えします!東京スカイツリーが突如倒れました!そしてその下の地盤から巨大なロボットのようなものが出てきています!"
ジャイアン「出やがった」
のび太「いくぞ!」
おう!!
65:(<@>):2009/03/25(水) 02:15:27 ID:4VzR0VAtリポーター「ただいまヘリコプター上空から上野方面に向けて移動する巨大ロボットを確認できます
乱射されるミサイルのような爆弾が広範囲にわたって攻撃をしており街が次々に破壊されていきます!」
ジャイアン「でっっけードラえもんだぁ」
スネ夫「なぁのび太、最初に書いたのび太のマークってどういう意味?」
出木杉「こぶしに目があるように見えるよね」
のび太「アレはジャイアンの手だよ」
ジャイアン「オレの手?」
スネ夫「あ~よくのび太を殴ってたからね」
のび太「違うよ、これは正義のこぶしだよ」
スネ夫「へ?ジャイアンが正義?笑」
のび太「ボクを殴るときの手と助けてくれる時の手が違うんだよ」
しずか「それが目の役割ね」
出木杉「見極めるっていう感じかな?」
ジャイアン「のび太・・・オマエって奴は・・・・心の」
ズズ~ン!!!!!!
66:(<@>):2009/03/25(水) 02:17:44 ID:4VzR0VAtジャイアン「ミサイル!?一体何発撃ってるんだ!?」
出木杉「さて、どうやって止める?」
のび太「自衛隊も手を焼いているから」
スネ夫「ねぇ、ドラえもんの足の部分に扉があるよ」
のび太「ホントだ!行ってみる!しずちゃんは外から携帯でボクに状況を伝えてくれ」
しずか「分かったわ」
のび太「ロボットの真後ろなら攻撃範囲じゃないから気をつけて」
出木杉「ボクとスネ夫くんで友民党本部に行ってくる」
ジャイアン「オレはリモコンしているやつを見つけてぶん殴る!」
のび太「いまからばらばらになるけど、みんなで力を合わせていこう」
「おう!」
67:(<@>):2009/03/25(水) 02:19:00 ID:4VzR0VAtのび太(う、すごい振動)
のび太「現在位置は?」
しずか「隅田川の上まで来たわ!」
のび太「分かった」
のび太(どこに向かっているんだ)
しずか「大変!!」
のび太「なに!」
しずか「たけしさんがトランシーバ持っている警官を片っ端から殴り倒してるわ!」
69:(<@>):2009/03/25(水) 02:21:01 ID:4VzR0VAtのび太「はじご!ここか上に行ける!」
カツンカツンカツンカツンカツンカツンカツン
のび太「ぐ!外に出た!」
しずか「そこはドラちゃんのアタマの上の部分よ!」
のび太「くそ!中に止められるようなスイッチとか見あたらない」
しずか「でもどこかにあるはずよ!」
のび太「もう一度探して・・・ん?止まった?」
ジャイアン「?急に静かになったな?」
スネ夫「ん?静かになった??」
出木杉「うまく内側から壊したのかな?」
しずか「あなた、うまくいったのね!」
70:(<@>):2009/03/25(水) 02:22:24 ID:4VzR0VAtのび太「ボクは何も・・・動力切れかな?」
携帯:ピリリリリリリリリリリリリ
ピッ
のび太(こんな時に電話?だれ?ジャイアン?スネ・・・)
”の~び太クン、アソ~ビ~マショ~”
”の~び太クン、アソ~ビ~マショ~”
”の~び太クン、アソ~ビ~マショ~”
”の~び太クン、アソ~ビ~マショ~”
”の~び太クン、アソ~ビ~マショ~”
71:(<@>):2009/03/25(水) 02:23:45 ID:4VzR0VAtのび太「誰だ!?」
トモダチ「ボク?ボクはトモダチダヨ?」
のび太「ボクになんの用だ!」
トモダチ「遊ボウヨ」
のび太「どこにいる!!」
トモダチ「ココニイルヨ」
のび太「どこだ!?」
トモダチ「ズット前にイルヨ」
のび太(ここは、上野公園)
のび太(ロボット展会場・・・)
!?
のび太「太陽の塔!?」
72:(<@>):2009/03/25(水) 02:25:34 ID:4VzR0VAtトモダチ「ココダヨ」
のび太「!?」
トモダチ「ホラ、下ヲ見テゴラン」
のび太「!おまえか?」
しずか「どうして話し中になってるの?なんでつながらないの?」
しずか(!?太陽の塔の真下に誰かいる)
トモダチ「イマイクヨ」
73:(<@>):2009/03/25(水) 02:26:18 ID:4VzR0VAtカチっ
ブーーーーーン
のび太「!?????」
トモダチ「驚イタ?」
のび太「どうして・・・タケコプターを・・・」
トモダチ「子供ノ頃、ドラえもんに貰ッタンダ」
のび太「もうこんなテロ行為止めろ!」
トモダチ「モウスグ終ワル」
のび太「ドラえもんを侮辱しやがって」
トモダチ「ボクジャナイヨ?」
のび太「どういう意味だ!」
トモダチ「キミダヨ」
のび太「!??」
74:(<@>):2009/03/25(水) 02:31:02 ID:4VzR0VAtトモダチ「テレビ見せてアゲル」
とつぜん、ロボット展の巨大モニターがオンになりニュースがうつる
リポーター「え-!あの物体を操縦している者でしょうか!ロボットの上に男がいます!」
のび太「ボクだ!」
リポーター「いま警察の発表がありました!情報によりますと」
リポーター「一連テロリストの犯人は野比のび太氏です!」
のび太「ッ!!」
トモダチ「クックックッ、楽シイネ」
75:(<@>):2009/03/25(水) 02:33:13 ID:4VzR0VAtリポーター「アレのお面は!友民党党首のトモダチ!!テロリストと戦っているようです!」
のび太「オマエは誰だ!!ドラえもんのお面を外せ!!」
トモダチ「地球破壊爆弾ッテ知ッテル?」
のび太「え?」
トモダチ「キミガ乗ッテイルドラえもんが持ッテルヨ」
のび太「まさか・・・」
トモダチ「ジュ~ゴ、ジュ~ヨン、ジュ~サン」
のび太「地球破壊爆弾・・・」
トモダチ「大丈夫ダヨ。威力小サイヨ」
76:(<@>):2009/03/25(水) 02:35:11 ID:4VzR0VAtトモダチ「ジャ、のび太クン、バァア~イ」
カチ、
プルルルルルルルル
しずか「何が起こってるの!?ねぇ!」
のび太「しずちゃん!ここから離れるんだ!」
しずか「のび太さんも!もう止まったから降りてきて!」
のび太「いいから!!!早く!!」
しずか「え?どうして!!!!」
のび太「のび助を頼む!!」
しずか「え?」
カッ!!
ドドドドドドドドドーン
78:(<@>):2009/03/25(水) 02:36:50 ID:4VzR0VAtリポーター「!!突如ロボットが炎に包まれました!!どうやらトモダチが勝ったようです!」
しずか「の、のび太さん?」
ジャイアン「の、のび太?」
スネ夫「のび太・・・」
出木杉「のび太くん・・・」
しずか「い…イヤーーーーーーーーーーーー!!」
79:(<@>):2009/03/25(水) 02:45:42 ID:4VzR0VAtー次の日ー
テレビ”一連のテロ事件の容疑者、野比のび太は昨日のロボット爆発において一命をとりとめましたが、昏睡状態が続いており、取り調べがまだ行われていません。”
出木杉「生きてたのか・・・」
出木杉「まぁいいか」
出木杉「あとは、のび助」
出木杉「こいつさえ居なくなれば」
出木杉「しずかちゃんはボクの者~♪」
I wanna be your toy!!
================
今日はここまで!寝ます!
付き合って来れた方ありがとうございます!!
明日or明後日に1000までいってなければ続投します!
83:創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 03:18:21 ID:7UoIFk/zなんか怖いよう
ぞくぞくしてきた
84:創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 13:15:57 ID:JuEnBjfVほうほうこれはぞくぞくするじゃないか
先は長いだろうけど頑張っておくれ
85:創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 13:18:21 ID:Ca3EU5DFなかなかすばらしい
期待期待
88:(<@>):2009/03/26(木) 23:10:31 ID:4VzR0VAtドラえもんを登場させると話の展開が∞へと広がるので
ドラえもんが関係ない時代を基本として扱ってますので
ドラえもん好きな方はがっかりして下さい
では続きいきます
89:(<@>):2009/03/26(木) 23:15:04 ID:4VzR0VAt出木杉「トゥェンティーセンチュリーボーイ♪アイワンナー」
ヒデヨ「おはよーお父さん」
出木杉「お!おはよー、学校?」
ヒデヨ「うん」
出木杉「朝食はパンでいい?」
ヒデヨ「お母さんは?」
出木杉「ん?あぁ、それが昨日から帰ってないんだよ」
ヒデヨ「え?」
出木杉「友達と遊びにでも行ってるんじゃない?」
90:(<@>):2009/03/26(木) 23:15:54 ID:4VzR0VAtヒデヨ「でも昨日はお父さんとでかけるって・・・」
出木杉「ああ?あぁ、そうなんだよ、約束の場所に来なかったんだよ」
ヒデヨ「お母さん、東京スカイツリーで待ち合わせって・・・」
出木杉「え?スカイツリー?昨日テロで壊されちゃったよ!」
ヒデヨ「!・・・」
出木杉「あ~死んじゃったのかも」
ヒデヨ「お父さん、なななに言ってるの?」
出木杉「冗談だよ、たぶんどこかにいるって」
ヒデヨ「でもお母さんは」
出木杉「まぁいいじゃん。そのうち分かるって」
ヒデヨ「・・・」
出木杉「あ、お父さん今から火星だからまた当分帰らないから」
ヒデヨ「!?待ってよ、お母さんは?」
出木杉「さぁ?帰ってこなかったらのび助くん家に世話になりなさい」
ヒデヨ「え?ちょっと待ってよ!」
出木杉「留守番よろしく頼むよ~!いってきま~す♪」
ヒデヨ「お父さん・・・」
91:(<@>):2009/03/26(木) 23:19:20 ID:4VzR0VAtー3日後ー
トモダチ「・・・・サテ、みんな揃ッタミタイダネ」
男3「・・・・」
男1「・・・・」
トモダチ「最初の計画はウマクイッタ」
男2「次は選挙ですね」
トモダチ「ソウダネ。モウスグ、日本はボクのモノにナルヨ」
男2「大丈夫です。トモダチの活躍により国民はー」
トモダチ「宇宙戦争知っテル?」
男2「は?」
トモダチ「映画ダヨ」
男2「いえ、見たことありません」
92:(<@>):2009/03/26(木) 23:20:12 ID:4VzR0VAtスッ(トモダチが男1に指を指す)
トモダチ「絶交」
男1「分かりました」
男1 カチャ
男2「え!?」
パーン!!
男2バタッ
男3「・・!!」
93:(<@>):2009/03/26(木) 23:20:59 ID:4VzR0VAtトモダチ「キミは?」
男3「ボクですか?は、はい、見たことあります」
トモダチ「スピルバーグ?」
男3「はい、DVDで」
トモダチ「じゃぁ次ハ、トライポットがイイナ」
男1「かしこまりました」
トモダチ「リモコン、ツケテネ」
男1「かしこまりました」
94:(<@>):2009/03/26(木) 23:22:06 ID:4VzR0VAtー出木杉家ー
のび助「わりぃな、なんか家宅捜索で家がごちゃごちゃで」
ヒデヨ「いいんだよ、当分泊まってきなよ」
のび助「それにしてもオマエのママ、どこ行ったんだろ」
ヒデヨ「うん・・・」
のび助「あ~あ、ママは警察に取り調べ、パパはテロリスト、やになっちゃう」
ヒデヨ「なあ、のび助」
のび助「何?」
ヒデヨ「自分の親がテロリストなんて思える?」
のび助「はあ?パパがテロなんかするわけないじゃん」
ヒデヨ「キミのお父さんは温厚だからね」
のび助「オマエも知ってるだろ?まず無いよ、警察の間違い」
ヒデヨ「じゃぁボクの場合は?」
のび助「?」
95:(<@>):2009/03/26(木) 23:22:51 ID:4VzR0VAtヒデヨ「ボクのお父さんがテロリストだったら・・・」
のび助「なに言ってるんだよ」
ヒデヨ「お父さんが妙だったんだ。」
のび助「どういうふうに?」
ヒデヨ「お母さんがいなくなったのを気にしてないんだ」
のび助「へぇ。白状だな・・・」
ヒデヨ「・・・昨日お父さんの書斎を調べたらこんなものがあったんだ」
のび助「・・・・?」
97:(<@>):2009/03/26(木) 23:24:43 ID:4VzR0VAt よげんの書
のび助「コ、コレ!!ボクのよげんの書!どうして」
ヒデヨ「きっとお父さんが犯人に違いない」
のび助「キミのパパは?」
ヒデヨ「火星に行くって出て行った」
のび助「・・・もし犯人なら火星に行ってないな」
ヒデヨ「でもどこにいるか・・・・」
のび助「・・・・どうしろっていうんだよ」
ヒデヨ「・・・・・・・」
のび助「・・・・パパ、早く起きてよ」
98:(<@>):2009/03/26(木) 23:25:33 ID:4VzR0VAtー1週間後ー
ー学校ー
「のび助の親父ってマジでテロリスト?」
「でものび助のお父さんやさいい人だったよね?」
「オマエ知ってるの?」
「うん、遊びに行ったことある」
「あ!テロリストの息子だ!」
ヒソヒソヒソ
のび助「・・・」
ヒデヨ「気にするなよ」
のび助「別にどうでもいいよ」
ヒデヨ「・・・」
99:(<@>):2009/03/26(木) 23:26:35 ID:4VzR0VAtー教室ー
子1「オマエの親父、テロリストなんだって?」
子2「のび助も手伝ってたんだろ?」
のび助「ボクのパパはそんなことしない!」
子1「黙れ!犯罪者!」
ヒデヨ「やめろ!のび助のお父さんは犯人じゃない!」
子1「なんだよヒデヨ」
子2「オマエの母親だってこいつに殺されたんだ」
のび助「うるさい!パパはそんな人じゃない!一緒にするな!」
ヒデヨ「・・・うっ・・・・ごめん・・・」
子2「な・・・なんでヒデヨが謝るんだよ」
子1「のび助が悪いんだ!この悪魔の子め!」
子2「帰れっ!帰れっ!」
100:(<@>):2009/03/26(木) 23:28:15 ID:4VzR0VAt先生「のび助、来てるか?おお、いるな」
のび助「・・・・」
先生「先生と一緒に校長室に来い、話がある」
子1「逮捕だ!警察が来たんきっと!」
子2「死刑だ死刑!」
のび助(・・・くそっ)
先生「安心しろ、大したことじゃないから」
のび助(・・・きっと学校を辞めさせられるんだ)
101:(<@>):2009/03/26(木) 23:32:18 ID:4VzR0VAtー校長室ー
コンコン
先生「失礼します」
校長「どうぞ」
先生「のび助、まぁ座れ」
校長「キミがのび助君か」
のび助「はい」
校長「キミのお父さんのことは聞いている、大変だったね」
のび助(・・・)
102:(<@>):2009/03/26(木) 23:33:30 ID:4VzR0VAtのび助「・・・お父さんは」
校長「テロリストじゃない」
のび助「・・・え」
校長「キミのお父さんはテロリストじゃない」
のび助「・・・どうして?」
校長「君自身、お父さんがホントにテロリストだと思えるのか?野比君」
のび助「思えません!」
校長「そう、それがテロリストじゃない理由だ」
のび助「・・・・」
校長「信じる者が居なければ、たちまちそれは意味が無くなる」
のび助「ボクは」
校長「お父さんを信じてなさい。それが今キミができることです、野比君」
のび助 「・・・はい」
校長「もし助けが必要だったらいつでもわたしに言いなさい。」
のび助「あ、ありがとうございます」
103:(<@>):2009/03/26(木) 23:33:55 ID:4VzR0VAtー病院ー
ドラえもん ?
ドラえもんの声だ!
「君に人をだませるわけがない」
「哀れな者、愚かな者」
「お人好しなんだよ」
「ある意味では幸せな人だ」
「でも誰でも信じてちゃいけない」
「自分が損しないためにも」
「必要に応じて疑りは必要だよ」
104:(<@>):2009/03/26(木) 23:34:38 ID:4VzR0VAtのび太「ーーーーん」
医者「お!テロリストが起きたぞ!!」
のび太(テロリスト・・・)
医者「まだ意識がはっきりしてないな」
のび太(そうか、ボクは負けたんだ)
医者「そのまま寝たふりしてる方がいいぞ!フフフ」
のび太(・・・)
医者「最悪な転落人生の始まりだからな」
のび太(逃げなきゃな・・・)
106:(<@>):2009/03/26(木) 23:35:44 ID:4VzR0VAtー党本部ー
トゥルルルルルルル
カチャ
トモダチ「モシモシ?」
トモダチ「あそう、アリガト」
カチャ、チーン
男2「どうされましたか?」
トモダチ「彼が目を覚マシタ」
男2「では・・・」
男6「車の用意を・・・」
トモダチ「サァ、ツヅキを始めよう」
107:(<@>):2009/03/26(木) 23:38:28 ID:4VzR0VAtー病院ー
のび太「くっ!!」
のび太「ハァハァ・・・」
のび太(やっと立ち上がれる・・・)
ブチ!!点滴をぶち抜いた
のび太(に、逃げなきゃ)
(扉)キィーーー
のび太(廊下には・・・誰もいない)
108:(<@>):2009/03/26(木) 23:39:37 ID:4VzR0VAtのび太(奴の思い通りには・・・)
コツコツコツ
のび太(!?)
コツコツコツコツコツコツコツ
のび太(誰か来る!?)
コツコツコツコツコツコツコツコツコツ
のび太(・・・止まった?)
(つづく)
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