109:(<@>):2009/03/26(木) 23:43:02 ID:4VzR0VAtドドドドドドドドドドドド!
のび太(!?)
ジャイアン「見つけたぞ!」
のび太「ジャ・・・ジャイアン・・・」
ガシ!!(←ジャイアンが抱きつく音)
のび太「うっ!!」
ジャイアン「うぉぉぉぉぉ!心の友よ!!!」
のび太「ジャイアン!」
ジャイアン「心配させやがって!!」
のび太「痛いし・・・声大きい・・・」
ジャイアン「そうだ!のび太静かにしろ」
のび太(・・・)
110:(<@>):2009/03/26(木) 23:43:22 ID:4VzR0VAtジャイアン「よし、のび太、逃げるぞ」
ヒョイ!!(のび太を肩に乗せた)
のび太「え?」
ドドドドドドドドドドドドドドド!
111:(<@>):2009/03/26(木) 23:44:24 ID:4VzR0VAtのび太「警備ぜんぜんいないね」
ジャイアン「友達の警官に頼んだんだ」
のび太「写真を見せてくれた人?」
ジャイアン「そうだ!裏口で待ってる。ホラ!」
警官「こっちこっち!」
ジャイアン「すまねぇな!」
警官「このまま裏口から車で出ていけば逃げられる」
のび太「ありがとうございます!」
警官「いいから早く!幸運を祈るよ!」
ジャイアン「サンキュー!寺野!」
バタン!(車に乗り込む)
ブロロロロロロロロ
112:(<@>):2009/03/26(木) 23:46:03 ID:4VzR0VAtー車ー
のび太「寺野?どっかで聞いたことあるような」
ジャイアン「お?覚えてるか?俺たちの野球チームのライバルだよ」
のび太「ジャイアンズのライバル?あ!チラノルズのキャプテン!」
ジャイアン「おう!大学一緒でな!野球仲間になったんだ」
のび太「へぇ~」
113:(<@>):2009/03/26(木) 23:46:47 ID:4VzR0VAtジャイアン「とりあえずオマエの家は危険だ、隠れ家を探さなくちゃ」
のび太「・・・・ねぇ」
ジャイアン「なんだ?どうした?」
のび太「上野のあのところに連れてってよ」
ジャイアン「・・・・のび太」
115:(<@>):2009/03/26(木) 23:52:03 ID:4VzR0VAtー太陽の塔ー
のび太「・・・ボクはここでテロリストになった」
ジャイアン「なったなんて演技でもねぇこと言うなよ」
のび太「のび助としずかには当分会えないな」
ジャイアン「ああ、俺が間になってー」
のび太「いや、もう関わらないで欲しい」
ジャイアン「どういう意味だ!?」
のび太「ふたりが平和に暮らすためだよ」
ジャイアン「・・・そうか」
116:(<@>):2009/03/26(木) 23:53:52 ID:4VzR0VAtのび太(・・・・)
のび太「この太陽の塔、大阪のと原寸大なんだ」
ジャイアン「いつだかテレビでやってたな、友民党が作ったって」
のび太「・・・・トモダチって、ボクの友達かな?」
ジャイアン「なんだよ」
のび太「ボク、トモダチが友達であって欲しくなかった」
ジャイアン「・・・」
のび太「ボクの知り合いって思いたくなかった」
ジャイアン「のび太・・・」
のび太「・・・・・」
117:(<@>):2009/03/26(木) 23:54:39 ID:4VzR0VAtジャイアン「じゃぁ」
のび太「じゃぁ?」
ジャイアン「オマエがトモダチを救え」
のび太「ボクが?」
ジャイアン「そして疑いを晴らしてのび助としずかのところへ帰るんだ!」
のび太「ジャイアン・・・」
ジャイアン「そいつが俺たちの仲間なら、俺たちで正してやるんだ」
のび太「・・・そうだ、僕たちで救うんだ」
のび太(ボクが、きっと救ってみせる)
のび太「トモダチを救うんだ」
118:(<@>):2009/03/26(木) 23:56:13 ID:4VzR0VAtー病院ー
コツコツコツコツコツコツコツ
トモダチ「やぁ、オツカレ」
警官「任務完了しました!」
トモダチ「のび太クンは?」
警官「予定通り、逃走を図らせました」
男1「ご苦労」
トモダチ「・・・・クックックッ」
のーびたクーン アソービマショー
119:(<@>):2009/03/26(木) 23:57:59 ID:4VzR0VAtのび太の20世紀少年
================
以上ここまでをキリとして前編とします
120:創る名無しに見る名無し:2009/03/27(金) 00:00:20 ID:LmY2zgqi( ´∀`)前編おつ~
121:創る名無しに見る名無し:2009/03/27(金) 00:09:13 ID:+S064j4L(゜∀゜)o彡°乙!
出木杉恐ぇw
125:(<@>):2009/03/29(日) 00:03:09 ID:4VzR0VAt================
のび太の20世紀少年<後編>
126:(<@>):2009/03/29(日) 00:06:41 ID:4VzR0VAtー小1ー~ドラえもんが来る前~
しずか「すごいわ!これ出木杉さんが書いたの?」
出木杉「うん。ボクなりにSF要素を入れてみたんだよ」
ジャイアン「おう、出木杉にしずかちゃん」
スネ夫「こんなところで何してるの?」
出木杉(せっかく二人だったのに)
しずか「これすごいのよ!」
ジャイアン「なになに?おげんの・・・?」
スネ夫「ジャイアンそれ”お”じゃなくて”よ”だよ」
しずか「”よげんのしょ”」
のび太「みんな!なにしてるの?」
ジャイアン「なんだのび太か、あっちいけ!」
スネ夫「そうだ帰れ帰れ!」
しずか「ちょっと仲間外れはダメよ」
のび太「なに?そのノート?」
ジャイアン「出木杉が書いた”よげんのよ”見てんだよ」
127:(<@>):2009/03/29(日) 00:07:47 ID:4VzR0VAtスネ夫「ジャイアン”よげんのしょ”だって」
のび太「へぇ!見せて見せて!」
出木杉(くそ、この4人が集まるとボクは居場所が無くなる)
のび太「すごい!よくこんなこと考えれたね!!」
出木杉「いやぁ、大した事のないよ!」
のび太「へぇーーーすごいなー」
ジャイアン「なんだオマエ漢字読めるのか?」
のび太「ぜんぜん読めない・・・」
ジャイアン「なら読んだって意味ねーじゃん」
のび太「ねぇ!このノート頂戴!」
出木杉「え??そんなに気に入ったかい??」
のび太「うん!じっくり読みたい!」
出木杉「のび太君にあげるよ」
のび太「ありがとー!!」
ジャイアン「漢字読めねぇのにどうすんだよ」
しずか「いいじゃないの、のび太さん気に入ったみたいだし」
128:(<@>):2009/03/29(日) 00:08:36 ID:4VzR0VAtー次の日ー
のび太「見てみて!ボクも出木杉くんのまねして書いた!」
ジャイアン「出木杉が書いたページ破るなよ!!」
スネ夫「ひらがなばっかりでひっどいなー」
のび太「太陽の塔破壊の後!なんと小さなロボットがひとをおそい、とうきょー」
ジャイアン「うるせーなー!あっちいってろ!」
スネ夫「のび太が作った奴なんかおもしろくない」
のび太「・・・ちぇっ」
"21世紀のはじめ、世界中で無差別な殺人が行われる"
"大阪万博の象徴、太陽の塔の破壊!そこから人類滅亡の計画がはじまる"
"ちいさなロボットがひとをおそい"
"とうきょうワターをこわし、ついにテロせいこう!"
ジャイアン「久しぶりに裏山にいこうぜ!」
のび太(・・・出木杉が書いてたのより、いいと思うのに・・・)
スネ夫「のび太行くぞ!」
のび太(まぁいいや、大切にしまっておこ)
スネ夫「おいのび太!おいてくぞ!」
のび太「待って!!」
129:(<@>):2009/03/29(日) 00:09:39 ID:4VzR0VAtそして現在
ーあのテロから1年経過ー
ボクは満員電車の中にいる
後ろのイスで寝ている奴の携帯の着信音が響き渡る
向かいに座っているおばちゃんにいたっては
携帯で写真を撮っている
後ろの男はウォークマンを爆音で聞いている
130:(<@>):2009/03/29(日) 00:10:33 ID:4VzR0VAtそして目の前の女性は痴漢にあっている
ボクの隣の男に
ボクは右手で携帯、左手は天井から伸びている手すりを持っている
女性は助けを求めるかのようにボクを見ている
ボクはそれを無視して携帯を見続けた
132:(<@>):2009/03/29(日) 00:12:15 ID:4VzR0VAt電車が六本木についた
ボクは電車を降りた
男も降りた
女も降りた
女は男に近づいていった
女「いま私のお尻触ったでしょ」
男「え?いや、触ってませんよ?人違いでしょ?」
133:(<@>):2009/03/29(日) 00:14:39 ID:4VzR0VAt女「嘘。触った」
駅員「どうされました?」
女「この人、痴漢です」
男「だからオレじゃねぇって!」
女「じゃぁなんで人違いって言うわけ?
オレじゃないって言うわけ?
わたしが痴漢があっってること認めてるじゃん!」
男「おい!いい加減にしろ!!」
駅員「奥で話し合いましょう」
男「!?だから違うって!」
ボクは我慢できなかった
ボク「すみません」
駅員「はい?」
ボク「わたし、見てました」
女「ほら!」
134:(<@>):2009/03/29(日) 00:16:01 ID:4VzR0VAtボク「この人、痴漢じゃありません」
女「え!?」
男「ほ、ほらな!」
女「な・・・なんで・・・・・・」
女は泣きはじめた
駅員「ほんとうですか??」
ボク「ええ、彼の持っていたカバンが当たってただけですよ」
女「うそ!!揉まれたもん!!
下まで手を入れられたもん!
なんで!?見てたでしょ?ねええ!」
女がボクの腕をつかみ迫って来て泣き叫んだ
おばちゃん「ちょっとぉ」
駅員「?」
135:(<@>):2009/03/29(日) 00:18:39 ID:4VzR0VAtおばちゃん「この男がこの女性を触ってるの、ワタシ、見てたわよ」
男 「な、何いってるんだ!!」
おばちゃん「なにいってるんだじゃないでしょ!!見てたわ!!アンタパンツの中にまで手を入れてたわね!!このド変態が!!死ね!!」
男 「うう嘘つくんじゃねー!このクソばばぁが!」
おばちゃん「嘘なんかついて無いわい!!!ホレ!!ちゃんと写真撮っったんじゃい!写メで!!」
写真には男の右手がスカートの中に入っているのがしっかり納められていた
駅員はトランシーバーの様な者を取り出した
駅員「えー5番線ホームにて痴漢確認、容疑者補足中」
男は走り出した
駅員「!?おいコラ待て!!」
しかし男は他の駅員に捕まえられた
男は床に押さえつけられてながら
ボクを見てこう言った
男「死にたくない!」
ボクはとりとめのない気持ちになった
136:(<@>):2009/03/29(日) 00:19:49 ID:4VzR0VAtそしてすぐに鉄道警察が2人きた
警官「はい、迷惑防止条例違反 いや、強制わいせつ罪で現行犯」
新米「物は?」
駅員「証拠写真でこちらの携帯の写真です」
警官「さっき撮ったんだよね?」
駅員「はい こちらの方です」
おばちゃんは満面な達成感の顔で警察を見た
警官「はい、画像データ未編集確認、ん。編集とか無いね、物証可能確認」
警官「はい、お兄さん身分証明書は?」
男は混乱状態だった
警官は内ポケットから免許証を取り出し、小さなパソコンでバーコードを読み取りパソコンの画面を読み上げた
警官「はいはい、ええっと・・・高村ひさし23歳、住所は江戸川区」
警官はさらに読み上げた
警官「センター543、趣味E+、で独身、あ~3点アウトだから残念だね、独身で特階の身よりもないし現行だな」
男「!?イヤだ!え!!!おい!!まて!!」
137:(<@>):2009/03/29(日) 00:20:47 ID:4VzR0VAt警官「おい新米、オマエまだやったことないだろ?やれ」
新米「え?ボクやってもいいんですか?」
警官「一生新米のままじゃイヤだろ?」
新米「ありがとうございます!」
男「え、いやだ!やめてくれ!おい、頼むから!」
警官「ええっと、高村ひさし氏!公共の社会において今後おおきく反する恐れ
そして改心の余地なしと判断し、社会治安改正法により現行処刑を言い渡します」
男「やめてくれえ!!!おい!!」
男が叫んでいるのを無視して新米が口にちょうど入る金属の器械を入れた
そして開いた口から見える器械にスーパー袋のような黒いビニールを繋いだ
男「ん~~~~~!!!!!!ん~~~!!」
男は喚いていたが、もう何を言っているのか分からない
始まる
138:(<@>):2009/03/29(日) 00:21:14 ID:4VzR0VAt新米「いきますよ!すぐ終わります」
男は大粒の涙を流していた
口からでているその器械のニッパーを握るところのようなところを
新米は思いっきり握った
スチャン
何かが切れるような音
何かが黒いビニールの中に落ちる音
そして黒いビニールに液体がボトボトとこぼれる音
それはまぎれもなく
舌が切れる音であり
切れた舌が落ちた音であり
それはまぎれもなく
大量の血がビニールに落ちる音である
男はそのまま地面に倒れた
139:(<@>):2009/03/29(日) 00:22:40 ID:4VzR0VAt女は勝ち誇った顔をしている
おばちゃんは正義感あふれた顔をしている
警官「おし、いいぞ、手際よかった」
新米「ありがとうございま~す!コレも寺内先輩のおかげッすよ!」
警官「おまえの一年上の清水なんか、泣き叫んでできなかったんだぞ!できませぇぇん!だってよ」
新米「まじっすか!あの清水先輩が」
警官「おっし、さっさとこの仏様を運ぶぞ」
新米「うぃっす」
駅員「あ、じゃあこちらでご遺体の片付けさせていただきますので、被害者の女性のほうよろしくお願いできます?」
警官「お!助かるねぇ!じゃあいろいろと書類とか書かないといけないんで、お嬢さん行きましょうか」
この国は、トモダチの理想とする"正しい国"へと変わってしまった
141:(<@>):2009/03/29(日) 00:24:51 ID:4VzR0VAt8ヶ月前
テレビ放送による会見
国民の皆さん、こんにちは、友民党です
四季の初めとされる春が始まり、常に新たなことが動き回るこの時期
何かと犯罪が多くなる時期でもあります
年々増え続けるおかしな犯罪、それはまぎれもなく
我々個人レベルでは抑え切れたく立っていたのであります、
その理由は、人間そのものがそれぞれ違った思考を持っているからであり、
それぞれの思想が存在しているからであります
今までの社会はそれを個性と位置づけて保護していました。
しかしそれが原因で我々は危険な思考まで社会で保護してしまったのであります、
これからの社会に必要なのは正しい個性の保護、それが重要なのです
よって以前より出ておりました、社会治安改正法を本日より制定し開始いたします
必要のない人間を消していき、正しい人間を作るのです
国民のみなさんの保護のため、トモダチの理想とする"正しい国"に
142:(<@>):2009/03/29(日) 00:26:22 ID:4VzR0VAtスネ夫「トモダチはテロの主犯を捕まえ、テロに終止符をうった」
ボク 「その日が"太陽の塔の日"とされ、トモダチが国民の英雄になる」
スネ夫「テロリストののび太が逃亡」
ボク 「再び世界中で小型ロボットによる発砲事件」
スネ夫「世論調査で友民党一位、民主党代表の小沢氏が交通事故死」
ボク 「友民党が政権を握り、トモダチが内閣総理大臣に任命」
143:(<@>):2009/03/29(日) 00:27:36 ID:4VzR0VAtスネ夫「"太陽の塔の日"から3ヶ月
一党制だった日本の政治社会は完全な独裁政治となってしまった」
ボク 「そしてその一ヶ月後には社会治安改正法の改正内容で
軽重化罪無差別法という内容が取り込まれ
どんな罪を犯しても8割型その場で刑を被ることになる」
スネ夫「その翌月には実刑一針法という名の
刑罰を死刑のみとする法案まで取り込まれる」
ボク 「万引きした高校生が、現行犯逮捕したその場で死刑」
スネ夫「コレにはほとんどの国民が反感を示した」
ボク 「しかしそれ以降、犯罪発生率は一日に10件と世界一治安のよい国となった」
スネ夫「日本は平和を愛する国、国民はいつしか納得したんだよな」
社長室で東京を一望しながらボクは兄さん話していた
兄さんはBoneRiverの社長である 骨川 スネ夫
145:(<@>):2009/03/29(日) 00:28:02 ID:4VzR0VAtスネ夫 「それが社会だ」
スネツグ「そんなもんですかね」
スネ夫 「恐ろしい時代なった。でも、独裁者も定期的に必要なんだ」
スネツグ「そうです?」
スネ夫 「国が一時的にひとつになる。民主主義ではそうはいかない。
だからいい機会だなんだ。そう思うだろ?」
スネツグ「そう言われればそうですね」
146:(<@>):2009/03/29(日) 00:29:32 ID:4VzR0VAtスネ夫「日本は、変わったんだ」
兄さんは大きな黒い椅子をリクライニングした
そして黙って天井を見つめた
兄さんの秘書的存在であった研究者
そして新しい時代の、トモダチの犠牲になった彼
あの時のことを思い出している顔だ と思う
147:(<@>):2009/03/29(日) 00:31:43 ID:4VzR0VAtスネ夫「でもボクらはこうして六本木の最上階で椅子に座って仕事ができるわけだ。
ボクは社長、キミは取締役」
ボクを見ながら兄さんはニッコリ笑った
スネ夫 「日本は変わっても僕たちは変わらない!さあ仕事だ!」
兄さんは変わらいでほしい
ボクはそう願った
149:(<@>):2009/03/29(日) 00:34:42 ID:4VzR0VAtスネツグ「あ、兄さん、また友民党から受注がきてるんですが」
スネ夫 「また友民党か・・・」
スネツグ「金額が国家予算並みで・・・ラインもいっぱいですが」
スネ夫 「全部受注しといて、あと知立の新工場を稼働させて」
スネツグ「こんなに何に使ってるんですかね、友民党は」
スネ夫 「・・・兵器だよ」
スネツグ「!?それは本当ですか」
スネ夫 「どんなものかは知らないけど、強力な兵器だ」
スネツグ「なぜそんなものを、日本は戦争する相手などいないはず」
スネ夫 「トモダチの”おもちゃ”だよ」
スネツグ「おもちゃ?」
スネ夫 「そうー。巨大なー、おもちゃ」
スネツグ「この受注をやめましょう!!」
スネ夫 「ダメだよ、そんなことしても、他社に受注するだけだ」
スネツグ「そうですけど・・・」
スネ夫 「ボクらは受注のおかげで彼らの動向を見続けるれるだ・・・」
スネツグ「兄さん・・・」
PッPッ!
テレビ”番組を変更しまして緊急ニュースをお伝えします"
150:(<@>):2009/03/29(日) 00:36:14 ID:4VzR0VAtスネツグ「またか・・・」
テレビ"ユーロ共和国の旧イギリスのロンドンで、謎の巨大ロボットが出現しました"
スネツグ「巨大ロボット?まさか・・・」
リポーター「えーただいま上空です。3本の足を持ったロボットがー」
スネツグ「一年前の東京のロボットとは違うようですね」
スネ夫 「ああ」
リポーター「ロンドン市内各地でこのようなロボットが6台も・・・」
スネツグ「今回のはデカイですね」
スネ夫 「トライポッド・・・」
スネツグ「トライポッド?」
スネ夫 「ああ、これはトライポッドだ」
スネツグ「それはなんですか?兄さん」
スネ夫 「2005年のスピルバーグの宇宙戦争にでてくるものだ」
スネツグ「映画にでているもの・・・」
151:(<@>):2009/03/29(日) 00:37:22 ID:4VzR0VAtリポーター"えー出現から30分経っているのですが、今のところ何も起きてません"
スネツグ「宇宙戦争・・・兄さんは見たことあるんですか?」
スネ夫 「パパの知り合いの社長さんからDVDをもらったよ」
スネツグ「今もありますか?」
スネ夫 「あるよ、公開前に貰ってね、アレは名作だよ。」
スネツグ「貸して貰っても良いですか」
スネ夫 「あ、出木杉に貸してるわゴメン」
153:(<@>):2009/03/29(日) 00:39:48 ID:4VzR0VAtテレビ"えー新しい情報です。同じ形のロボットがアメリカや中国
ロンドン以外でもロボットの出現が確認されています"
スネツグ「世界中に出現」
スネ夫 「いよいよ人類の終わりかな?」
スネツグ「日本は大丈夫なんでしょうか?」
スネ夫 「ここから見る限りは、外では何も起きてないようだね」
スネツグ「いったい誰がこんなことをしてるんでしょう」
スネ夫 「さぁね・・・」
スネツグ「・・・」
スネ夫 「・・・明日から少し休暇をとるよ」
スネツグ「兄さん、ここのところずっと出張でしたからね」
スネ夫 「ああ、後はよろしく頼む」
スネツグ「はい」
テレビ"今回のロボットも、テロリスト野比のび太が関わっているとされています"
スネツグ(のび太さん・・・)
154:(<@>):2009/03/29(日) 00:41:23 ID:4VzR0VAtー場所を移してー
テレビ"トモダチは野比のび太の逮捕をさらに強化するとの方針をーー"
ジャイアン「じょーだんじゃねぇぞ!!」
のび太 「ほんとだよ」
ジャイアン「せっかく逃げてきたと思ったらまたテロ起しやがって!」
のび太 「これじゃぁボクがテロ起してるみたいだね」
ジャイアン「ほんと、タイミング悪いんだよ!!」
のび太 「はめられたんだって」
ジャイアン「くっそ!」
のび太 「今回のこのロボットはまた街を壊したりするのだろうか」
ジャイアン「・・・・」
のび太 「・・・・ジャイアン?」
ジャイアン「なぁのび太、このロボットなんか見たことないか?」
のび太 「・・・・?こんな宇宙人みたいなロボット見たこと無いよ」
ジャイアン「いや俺、なんかのテレビで見た気がする」
のび太 「どんな?」
ジャイアン「ええっとなんだったっけ?」
トゥルルルルルル
ジャイアン「出木杉から電話だ」
156:(<@>):2009/03/29(日) 00:42:25 ID:4VzR0VAtジャイアン「なんだどうした?」
出木杉 「のび太くんは見つかったかい?」
ジャイアン「のび太の居場所?まだわかんねぇ」
出木杉 「そうかぁ、心当たり無い?」
ジャイアン「だから知らねぇって言ってるだろ!」
出木杉 「どなるなよ~、じゃぁ見つけたら電話してね」
ジャイアン「分かったって!」
ピッ
のび太 「出木杉クン?」
ジャイアン「おう、なんたって毎日のび太の居場所聞いてくるんだよ」
のび太 「心配してくれてくれてるんだよ」
ジャイアン「まったく」
のび太 「言っちゃダメだよ」
ジャイアン「分かってるって」
のび太 「しずちゃんやのび助にまで伝わっちゃうからね」
ジャイアン「・・・・」
157:(<@>):2009/03/29(日) 00:46:05 ID:4VzR0VAtー翌日ー
ー首相官邸ー
トモダチ「トライポッドは準備デキタ?」
男3「ワシントン、ニューヨーク完了です」
男4「上海、香港、北京完了です」
男5「ロンドン、ローマ完了です」
男1「以上7都市、全50機スタンバイです」
トモダチ「じゃぁ、始メヨウカ」
男1「ではこちらを」
男はPS3のコントローラーを渡した
巨大なモニターが現れる
トモダチ「久しぶりのゲーム」
男1「最初はどこがよろしいでか」
トモダチ「ロンドン」
男1「了解しました」
トモダチ「ボクガ、世界ヲ正スンダヨネ」
男1「そうです、トモダチこそが世界の救世主です」
”のーびたクーン アソービマショー"
164:創る名無しに見る名無し:2009/03/29(日) 16:18:04 ID:AMN+RRGa濃い話になってきたなー
172:(<@>):2009/04/01(水) 02:03:41 ID:4VzR0VAt-小5夏-
出木杉「こんにちは」
玉子 「は~い、あら出木杉くんいらっしゃい」
出木杉「すみません、お邪魔してもいいですか」
玉子 「ごめんなさいねぇ、のび太はスネ夫さん達と海に行ってて留守なのよ」
出木杉「いえ、知ってます。今日はドラえもんくんに用事があって」
玉子 「ドラちゃんに?ちょっと待ってね、ドラちゃーん!」
ドラえもん「はーい ママどうしたの?」
出木杉「こんにちは」
ドラえもん「やぁ出木杉くん この間はありがとう」
玉子 「まぁ、ドラちゃん出木杉くんに何かお世話になったの?」
出木杉「ネズミを追い払っただけですよ」
ドラえもん「まぁ上がってってよ」
出木杉「おじゃましまーす」
玉子 (出木杉くんがくるなんて珍しいわね)
173:(<@>):2009/04/01(水) 02:11:28 ID:4VzR0VAtドラえもん「のび太くんならいないよ?」
出木杉「みんなで海にいってるんだろ?」
ドラえもん「出木杉くんはいかないの?」
出木杉「うん、誘われてないんだ」
ドラえもん「あゴメン」
出木杉「今日はドラえもんにお願いがあって来たんだ」
ドラえもん「いいよ!何?」
出木杉「タイムマシンで、大阪万博に連れてって欲しいんだ!」
ドラえもん「大阪万博?えっとたしか1970年開催の日本初の国際万博だよね」
出木杉「そうなんだよ、図書館で資料見てたらすっごくいきたくなって!」
ドラえもん「勉強熱心だなぁ~!いいよ!連れてってあげる!」
出木杉「ホントに!感謝するよ!ありがとうドラえもん!」
ドラえもん「実はボクもいってみたいんだぁ♪、さぁ出発!」
出木杉「うん!」
174:(<@>):2009/04/01(水) 02:12:54 ID:4VzR0VAtー大阪万博ー
出木杉「うわーーーーーーー!!!」
ドラえもん「すごい人だね!!」
出木杉「まさか来れるなんて!ドラえもんのおかげだよ!」
ドラえもん「いえいえ!さぁ!行こう!」
出木杉「うん!」
176:(<@>):2009/04/01(水) 02:15:28 ID:4VzR0VAtー太陽の塔ー
"こんにちは コンニチハ 西の~くにから~"
"こんにちは コンニチハ 東の~くにから~"
"こんにちは コンニチハ 世界の~ひとが~"
"こんにちは コンニチハ さくらの~国で~"
"1970年の こ~んに~ち~は~"
"こんにちは こんにちは 握手を~しよう~"
出木杉「これが太陽の塔・・・!!」
ドラえもん「すっごい!圧巻!」
出木杉「ああ。なんて雄大なんだ」
ドラえもん「一緒に写真撮る?」
出木杉「カメラ持ってるの?」
ドラえもん「あるよ!タイマーセットしてっと。出木杉くん!一緒に!」
出木杉「うん!」
ドラえもん「はい!チーズ!」
出木杉「にぃ♪」
パシャ
177:(<@>):2009/04/01(水) 02:16:56 ID:4VzR0VAtートライポッド出現から1日ー
ーテレビー
大塚「えーロンドンに中継です」
リポーター「えー出現から1日が経っていますが、今のところ何も起きません」
大塚「そのロボットはどこから出てきたのですか」
リポーター「目撃者やカメラによりますと、地面から出てきたようです」
軽部「ってことはあらかじめ、そこに埋めてあったって事ですか」
リポーター「そういうことです」
大塚「他に何か情報は?」
リポーター「えー世界中で出現してる50機のどれもが
出現場所が以前、何らかの工事現場だったそうです」
大塚「やはりテロの疑いがあるのでしょうか」
リポーター「えーやはり兵器ではないかと各国の専門家がコメントしています」
大塚「ユーロ政府の今後の対応は発表されていますか」
178:(<@>):2009/04/01(水) 02:18:02 ID:4VzR0VAtリポーター「えーこのあと1時間後に調査のため、軍による解体ー」
ウ゛ウ゛ウ゛ゥゥゥゥーーーーーーーーーーー
リポーター「何?」
大塚「すごい大きな音がしましたが、何がおきてるんですか」
リポーター「ロボットの音のようですが・・・!?」
大塚「!?」
キュイーーーーー・・・・
リポーター「ロボットが動いているようです!」
大塚「・・・何か・・・ロボット本体が動いてるようですね」
リポーター「えー、アームのようなものが出てきました」
大塚「ちょっと危ないかもしれません・・・・ん?」
リポーター「アームが光ってま・・・ビーム???う、うわぁ!!」
ザーーーーーーーーーーー
大塚「映像が途絶えました・・・何が起こったんでしょう」
179:(<@>):2009/04/01(水) 02:19:22 ID:4VzR0VAtのび太「いったい、何が起きてるんだ」
ジャイアン「コレもの仕業トモダチが!」
のび太「一体、何を始めようとしてるんだ・・・」
181:(<@>):2009/04/01(水) 02:22:16 ID:4VzR0VAtー数分後ー
ーテレビー
大塚「えーいまロンドンの最新の情報が入りました、花野アナ」
花野「はい、ロンドンの謎のロボットは出現から一日経ったさきほど
突然動きだしました。ロボットは中性子爆弾と思われるロケットを
街に発射しながら移動を始めたと言うことです」
大塚「被害情報は?」
花野「まったく分かっていませんが・・・ロンドン市民の生存は絶望的ということです」
182:(<@>):2009/04/01(水) 02:23:18 ID:4VzR0VAtー首相官邸ー
トモダチ「オモシロイネ、逃ゲル人がアリのようダネ」
男1「ただいま100万人の人間を絶交しました」
トモダチ「ロンドンにはアト何基アッタッケ?」
男1「残り5基がスタンバイ中です」
トモダチ「じゃぁ自動運転にシヨウカ」
男1「了解しました」
183:(<@>):2009/04/01(水) 02:24:55 ID:4VzR0VAtーテレビー
大塚「引き続き、ロンドンに関する情報です、
動いていなかったロボットの残りの5機が動き出したという情報です
犠牲者数は現在、300万人と予想されています」
軽部「こんな、ひどい事件があっていいのでしょうか・・・」
花野「新しい情報です、さきほど首相官邸にて緊急会見が行われました」
のび太「?」
花野「今回のテロを阻止すべく、トモダチが現地に向かったという情報です」
のび太「え!?」
花野「先ほどの会見でトモダチは、今回のテロも野比氏によるものだと述べた上で、
日本の代表として責任をとると発言したようです」
ジャイアン「コンニャロー!またのび太のせいにする気か!!」
のび太 「・・・・」
184:(<@>):2009/04/01(水) 02:26:44 ID:4VzR0VAtー翌日ー
ーテレビー
リポーター「ロンドン市街から中継です、ご覧ください
本来ならウェストミンスター宮殿、時計塔がありましたが
今は、まるで広島で起きた原爆後の写真と同じような光景です
未だ破壊を続けるロボットに一体トモダチはどのようにして止めるのでしょうか
犠牲者はすでに600万人と予想されています」
専門家「もうアレはSFのようなもの、明らかに我々人間の技術の範囲を越えている・・・」
軽部「野比のび太というテロリストは、かつて研究員だったそうです」
専門家「なるほど、研究成果を実験していると考えれますね」
軽部「一体、トモダチは今回のテロも止めることができるのでしょうか」
大塚「ロンドン市民が700万人、犠牲者が600万人・・・これはもうー」
リポーター「えー突然ですが、現地から中継です」
軽部「どうしました、何か動きがありましたか」
リポーター「トモダチが先ほどロンドンに到着した模様です」
軽部「ついに、トモダチが。どうやって止めるんでしょう?」
185:(<@>):2009/04/01(水) 02:28:14 ID:4VzR0VAtリポーター「え~トモダチにつきましては・・・ん?」
大塚「・・・何か聞こえますね」
"こんにちは コンニチハ きゅうせい~しゅが~"
"こんにちは コンニチハ 日本の~トモダチ~"
リポーター「大阪万博の曲!?ア、アレは!!太陽の塔!!」
大塚「トモダチですか!」
リポーター「そのようです!友達が太陽の塔の左のでっぱりに乗って現れました!」
軽部「太陽の塔・・・コレはあのときと・・・」
大塚「東京のテロの時とおなじですね」
リポーター「太陽の塔が、ゆっくりトライポッドに近づいていきます!」
大塚「すごい光景です・・・」
リポーター「太陽の塔の一番上の、未来の太陽とよばれる部分が光り始めています!」
大塚「何が起こるんでしょう・・・」
リポーター「!?レーザーのような光の筋が出てきました!トライポッドに向けて発しています!」
軽部「?あの太陽の塔、よく見るとデザインが少し違いますね」
リポーター「はい?あ、ホントです!太陽がすべて友民党のマークになっています」
ズシーーーーーーーン!!
リポーター「トライポッドが倒れました!!!!!なんということでしょう!」
軽部「これは・・・・歴史的瞬間ですか・・・」
リポーター「トモダチが次々に倒していきます!」
187:(<@>):2009/04/01(水) 02:31:27 ID:4VzR0VAtジャイアン「ぜんぶ演技だろコンニャロー!バカにしやがって!!」
のび太 「完璧な自作自演だね・・・」
ジャイアン「だけどこんなマンガみたいな話、みんな信じるのか?」
のび太 「きっと信じるよ、もう彼は世界の英雄になったようなものだもん」
ジャイアン「許せねぇ、関係のないのび太を世界の敵にしやがって」
のび太 「うん、ぎゃふんと言わせなきゃ」
ジャイアン「そうだ!ぶっ飛ばしてやる!!」
のび太「彼は、ボクらのトモダチだからね」
ジャイアン「・・・何か分かったのか」
のび太 「うん・・・」
ジャイアン「・・・誰か分かったのか」
のび太「たぶんだけどね・・・」
ジャイアン「誰なんだ?」
のび太「このロボット、たしかみんなで見たよね」
ジャイアン「?」
のび太 「ボクがしずちゃんにプロポーズする3日前・・・」
ジャイアン「あぁ、スネ夫んちで集まったな」
のび太 「そのとき、みんなで見た映画にでてたロボットだよ」
ジャイアン「!あのときいたのはオレ、オマエ、スネ夫」
のび太 「出木杉」
ジャイアン「あー!思い出した!宇宙戦争って映画にでてた機械だ!」
のび太 「うん、あと同窓会の時にのび助のよげんの書を見せたんだ」
ジャイアン「誰に?」
のび太「出木杉に見せたこと、なんとなくだけど思い出した」
ジャイアン「じゃぁトモダチは・・・」
のび太「まだ決まったわけじゃないけど・・・出木杉の可能性が高い」
ジャイアン「アンニャロ!だからいつものび太の居場所聞いてきやがったのか!」
のび太 「よげんの書を書いたのは出木杉だし、火星にいってるといって長期間の口実にもなる」
188:(<@>):2009/04/01(水) 02:33:05 ID:4VzR0VAtのび太 「そしてなにより、彼は頭が良い」
ジャイアン「出木杉のヤロー!」
我成 「野比、、剛田、そんな簡単に友達を疑ってはいかん」
ジャイアン「あ先生、おじゃましてます」
のび太 「長い間、お世話になりすみません、のび助はどうでしたか」
我成 「今日も学校に来て元気にしておる、しかし遅刻は親似か」
ジャイアン「ホントすみません先生、次の隠れ家をすぐ探すんで」
我成 「別にいつまで居ても野比なら構わん」
のび太 「ありがとうございます」
ジャイアン「でもホントびっくりしたよな。よくのび太が裏山に居るって分かったよな」
我成 「剛田がいつも裏山に食べ物を持ってくのを見たからだ」
ジャイアン「オレのせいでバレたのか、いっけね」
我成 「剛田、少しここに来るのを控えろ、つけられてるぞ」
ジャイアン「本当ですか!?」
我成 「最近、警官がよく巡回するようになったからな」
のび太 「先生、のび助のこと、ヨロシクお願いします」
我成 「安心しなさい、もしもの時は野比たちを命を懸けて守るつもりだ」
のび太 「先生・・・」
ジャイアン「くっ、泣けるぜ、ちーーーん!」
我成 「剛田!カーテンで鼻をかむなとなんど言ったら分かる!!」
189:(<@>):2009/04/01(水) 02:34:35 ID:4VzR0VAtー翌日ー
ー首相官邸ー
トモダチ「終ワッタネ」
男1「全7都市、終了しました、これであなたは世界の英雄です」
トモダチ「コレカラハ?」
男1「まず、来週に最初の記念式典がワシントンで行われます」
トモダチ「イイネ」
男3 「その前に日本での式典が行われます」
トモダチ「絶交」
男3 「え!?」
男1「違う、おまえじゃない、指されてないだろ」
男3 「あ、え、・・・」
トモダチ「ソロソロ、彼と絶交スルヨ」
男1 「彼・・・・ですね」
トモダチ「要ハ済ンダシネ」
男1 「では、今すぐに」
トモダチ「ボクガ行ク」
男1 「トモダチが直接ですか?」
トモダチ「彼ハ友達ダカラネ」
男1 「了解しました。お気を付けて」
友達 「ウン」
190:(<@>):2009/04/01(水) 02:37:34 ID:4VzR0VAtー学校ー廊下
のび助「しっかしすっげぇな、全7都市ロボット制圧だって」
ヒデヨ「世界中でテレビはそればっかだしね」
のび助「まったく・・・ホントオマエの親父パねぇな」
扉:ガラガラ
子1「ひっく、うっ、えっ」
のび助「おっはよー・・・めっちゃ暗い雰囲気だな」
ヒデヨ「何かあったの?」
子3「ケンタが・・・うっ、昨日、万引きで・・・死刑になっだ」
子1「チキジョー、うっ・・・」
のび助「万引きで死刑・・・」
子1「オレも一緒にしたんだ!でバレたけどオレは逃げ切れたんだ!
けどケンタが・・・うっ」
子4「・・・・トモダチがいけないんだ・・・・」
子1「そうだ・・・・トモダチが悪いんだ!のび助!オマエの親父、テロリストだろ?はやくトモダチを倒せよ!」
子3「ダゲジー、え゛~~~ん」
ヒデヨ「・・・・」
192:(<@>):2009/04/01(水) 02:40:04 ID:4VzR0VAtトゥルルルルルルルルルルルルル
ヒデヨ「父さんからだ!」
のび助「!」
カチャ
出木杉「もしもし?ヒデヨ?ひさしぶり♪今どこにいる?」
ヒデヨ「学校だけど」
出木杉「あ!そうだよな!父さん今家に帰ってきたんだけど
父さんの部屋に入ったろ?」
ヒデヨ「うん」
出木杉「・・・・・ノートどこやった」
ヒデヨ「・・・・よげんの書は・・・のび助に返した」
出木杉「・・・・そうか・・・・・・・・分かった」
カチャ
のび助「・・・・やばくないか?」
ヒデヨ「・・・さぁ・・・」
先生「おーい、席につけー」
193:(<@>):2009/04/01(水) 02:40:55 ID:4VzR0VAtー車ー
出木杉「くっそ、ヒデヨの奴、勝手に持ち出しやがって」
出木杉「よげんの書はボクのモノだボクのモノだボクのモノだ」
出木杉「しずかちゃんもボクのモノだボクのモノだボクのモノだ」
出木杉「イヤッホゥー♪」
ブロロロロオオオォォォォォ!!!
194:(<@>):2009/04/01(水) 02:41:51 ID:4VzR0VAtー学校ー
先生「昨日、ケンタがー」
子6「先生!校庭に車が走ってきます!」
先生「なに?」
ブロロロロ・・・バタン
子4「トモダチだ!」
子3「ホンモノだ!」
ヒデヨ「あれは父さんの車だ」
のび助「ああ、そう思ったよ」
先生「のび助、校長室に急ぐんだ」
のび助「なんで」
先生「校長と一緒に逃げるんだ!いけ!」
195:(<@>):2009/04/01(水) 02:43:41 ID:4VzR0VAtガラガラガラ
トモダチ「のび助クン」
先生「走れ!!」
のび助「はい!」
トモダチ「ダメだよ」
カチャ
先生「危ないっ」
パーン!
先生:バタ
ヒデヨ「先生!!」
トモダチ「逃げちゃダメだよ」
196:(<@>):2009/04/01(水) 02:44:30 ID:4VzR0VAtヒデヨ「父さん・・・」
トモダチ「ヒデヨ・・・悪い子だ」
カチャ
子1「こんにゃろー!!」
トモダチ「!?」
トモダチは不意を突かれて倒された
トモダチ「イテテテテ」
ムクッ
トモダチ「ダメだよ」
子1 「!!うわ・・」
ヒデヨ「父さん!?」
パーン
パーン
クラス:きゃーーーーーー!
トモダチ「逃ガサナイヨ」
197:(<@>):2009/04/01(水) 02:45:46 ID:4VzR0VAtー車ー
校長 「トモダチはやはりついにここまで来たか」
のび助「先生、みんな・・・大丈夫かな・・・」
校長 「キミも今日からは隠れなさい」
のび助「・・・"も"ってことは他にも?」
校長 「お父さんを私の家でかくまってる」
のび助「パパを!?」
校長 「わたしは野比の、キミのお父さんの担任だった」
のび助「あ!それパパが言ってた」
我成(校長)「急ぐぞ」
198:(<@>):2009/04/01(水) 02:47:08 ID:4VzR0VAtー我成宅ー
我成 「野比!」
ジャイアン「あ、今日は早いですね~っえっ!のび助!」
のび太 「のび助!?」
のび助 「パパ!!」
ぎゅぅ!!
のび助 「パパ!トモダチの正体が分かったよ!」
ジャイアン「ホントか!?誰だ!」
パーン
我成 「うっ・・・・!?」
のび太「先生?」
ジャイアン「先生ーーー!!」
のび助「校長先生ーーー!!」
トモダチ「そうだよ」
199:(<@>):2009/04/01(水) 02:47:28 ID:4VzR0VAtトモダチ「ボクだよ」
トモダチ「ボクが、トモダチだよ」
(つづく)
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